
どうも、あひるねこです。
それでは前回の続きです。
Part 2はこちら。
ホテルに到着し、中へ入るあひるねこたち。カメラマンさんは一足早く現地へ向かいます。
中に入るとフロントに只者ではない雰囲気の日本人と思われる女性が。
するとソニー・ミュージックの方がその女性に挨拶をするではありませんか。
業界の人かな?なんて思ってると、ソニーの方の口から「コジマさん」という名前が。
コジマさん?そしてその女性の声を聞いた瞬間ピンときてしまいました。
なんとその女性はrockin'onのロンドン・コレポン、児島由紀子さんだったのです。
おおおおおおお感動だあああああ。児島さんの声は、渋谷陽一さんのラジオのコーナーで何度も聞いたことがあるのですぐわかりました。
児島さんといえば80年代から数々のUKミュージシャンにインタビューをされているもはやレジェンド的存在。
なのに画像などがほとんどネットに出回っていない謎に包まれたwお人です。
あひるねこは最近読まなくなってしまいましたがrockin'onの熱心な読者だったので感動の一言です。
ちなみに90年代のrockin'onが大好きで古本で大量に持っていました。70年代、80年代のものも持ってましたよ。
今回のライブに児島さんも同行されるということで超サプライズ感。握手してもらいましたw
部屋で少し休んでから会場に向かうんですが、ライブスタートはなんと21時。
海外のライブは始まるのが遅いです。というか日本が早すぎるのかもしれません。
平日19時スタートとかだと社会人は厳しいですからねぇ。
書き忘れましたがソニー・ミュージックの方がもう一人合流していて、総勢5名でタクシーに乗り込みます。
当然ながらみなさん英語ペラペラ。頼もしい。
会場はヴィクトリア・パークという広大な公園、というか草原みたいな。



5万人規模のキャパでチケットは完売。レスター中の若者が集まったんじゃないかってくらいの雰囲気。
ホントにKasabian好きなの?って感じのおじさんがバンドTシャツを着てたりしてイギリスすごい。
そして、スタートまでまだ90分以上あるのにもはやみんなビール片手に酔っ払ってるw
あひるねこたちはゲスト・エリアみたいな所に入れました。


会場はすでにゴミが散乱してたんですが、さすがにこのエリアはきれいでした。
こんなに明るいけどもう20時すぎです。雨は降らないみたいでよかったよかった。
Jack Whiteの新作についてとかいろいろお話させていただきました。

ゲスト・エリアのバーカウンター。こんなところでもカードが使えます。カード社会だな〜。
ではそろそろステージへ。集合場所を決めてここからは個人行動です。

ステージ上はずっとカウントダウンが行われていて、ゼロになったらライブが始まるみたい。

周りはやっぱりみんな大きいし外国人が密集している雰囲気に圧倒されます。みんな声が大きい!
予め断っておくと、あひるねこはライブ中に写真や動画を撮るのがあまり好きではないので写真ありません。
すいません!なのであとで公式のを貼っておきますね。
さあそろそろ数字がゼロになりそうです。会場はもうすごい盛り上がり。
あひるねこはPAテント付近にいましたが日本のものとは違う異様な雰囲気です。
5!4!3!2!1!ウオーーーーーー!!!!ヤ、ヤバイ。
Kasabian登場!イントロの"(shiba)"が流れ興奮の坩堝へ。近くで海外のライブ映像でよく見る赤い発炎筒みたいなのが焚かれ始めました。ひえー。
そして"bumblebeee"からキックオフ!!キターーーー!!
あひるねこは2009年のサマソニ以来のKasabianのライブです。
この曲がもう一発目からいきなり爆発するようなまさにKasabianな一曲で最高。サージ超カッコイイよおお。
てかみんな歌いすぎ!ステージの音がかき消されるくらいの凄まじい大合唱。
ビールは飛んでくるし肩車しようとして倒れたり完全にフーリガン。ラッド。
そこからKanye Westの"Black Skinhead"のイントロ繋ぎで"Shoot The Runner"という怒涛の流れ。
この時点でKasabian大勝利が確定した感があります。しかも次は"Underdog"。
今回のライブは新作発売記念と銘打たれたライブなので新作中心かと思いきや、Kasabianオールタイムベスト的な内容のアゲアゲモード。
続いて"Fast Fuse"!ライブで聴くのは初めてのとても好きな曲なので踊りまくりました!よすぎた。
セットリストはこんな感じ。
1.(shiba)
2.bumblebeee
3.Shoot The Runner
4.Underdog
5.Fast Fuse
6.Days Are Forgotten
7.eez-eh
8.Processed Beats
9.Stevie
10.I.D.
11.The Doberman〜Take Aim
12.Club Foot
13.Re-Wired
14.treat
15.Empire
16.Fire
[アンコール]
17.Switchblade Smiles
18.Vlad The Impaler
19.'Praise You'(Fatboy Slim cover)〜L.S.F.(Last Souls Forever)
先日行われたグラストンベリーとセットリスト的にはほとんど同じですね。
ソニマニ/サマソニもこれとかなり近いものになると予想されます。
これだけの大ステージを経て練り上げられた鉄板のステージを日本でも見られるわけですね!
eez-ehコールは日本人でもやりやすいのでぜひやってみては?てかトムが煽るかも。
ちなみにこちらではことあるごとに酔っ払った観客たちがイーゼイーゼ叫んでましたw
それでは公式のライブ写真です。(http://www.barks.jp/news/?id=1000104946より)



このサージのレスターTシャツいいですよね。日本でもja-panとかto-kyoとか書かれたの着たりして。


詳しいライブレポは公式に任せて記憶に残ってることを何点か。
"Processed Beats"の後半でサージが見せるラップがカッコイイ!
サージはどんどんフロントマン度が増してますね。トムは相変わらずだし、こんな強烈かつ正反対のフロントマンが二人いるバンドも珍しいかも。
日本ではどうなるかわかりませんが、"Stevie"ではストリングス、ホーンが参加して豪華に。
あひるねこ的に新作からの曲は音源よりライブの方がいいような気がします。
I.D. も演りました。懐かしい!"Club Foot"は至高。
"Treat"〜"Empire"のエレクトロな流れ。特に"Empire"はイントロからエレクトロ的に若干生まれ変わってます。
この日最大の盛り上がりを見せた"Fire"。ただでさえ全曲大合唱だったのがここにきて更に爆発。
ウーウウウーウーウウウウー。会場中の観客が裏声で超合唱しながら飛び跳ねます。すごい。流石にこれは日本では無理かなー。
アンコール。can you feel it coming?と画面に映し出され大合唱。そこから勿論"Switchblade Smiles"。これはバキバキで超カッコイイです。
"Vlad the Impaler"も原曲を遥かに超える出来でカウントダウンの演出もすごい。これは当日実際に見てください。
Fatboy Slimのカバーを経てラストの"L.S.F."で多幸感たっぷりに幕。終わってもずっと合唱が続きました。
海外のライブの雰囲気を存分に味わえましたが、正直こちらでは音を楽しむ余裕がそこまでないので日本でもう少し落ち着いて観たいな〜。
(2014/7/25追記)
ライブ映像が公開されました!
ずいぶん長くなってしまったのでここで次回に続きます。
メインは終わってしまったけど、あとちょっとだけお付き合いください。
Part 4はこちら。
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ではまた。

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KASABIANが大好きで色々調べていたら辿り着きました。
私も先月ロンドンでライブに行きまして、思い出しながら楽しく拝見しまして、ついコメントを…
私はロンドンのO2 Academyで最終の12月6日でした。屋内だし、レスターほど激しい状態ではなかったですが、スタートが11時、終わったのは深夜1時で、そんなこと知らずに行ってびっくりしました。
チケットに8時と書いてたので9時くらいから始まるのかと思ってたのに…前座がありました(^^;;
サマソニに行けなかったのでロンドンまで行きましたが、また来日してほしいです。
イギリスは本当に人が優しくて魅力いっぱい素敵な国です!
今度は私も夏に行きたいです(*^^*)
ありがとうございました♡
コメントどうもありがとうございます!
O2 Academy!いいですね〜、イギリスの音楽ファンならいつか行ってみたいです。
レスターは9時スタートでしたが、11時スタートってすごいですね、クラブイベントみたい。
前座はレスターではなかったんですよ。海外では日本で単独レベルのバンドが前座で出たりするので羨ましいです!
まだまだイギリスで見たい場所がたくさんあるのでまた行きたいですね♪
ありがとうございました!